BANANA FISH(15)

殺し屋の白(ブランカ)を雇ったディノは、英二の命をたてにアッシュを脅迫。
アッシュは一旦ディノのもとに下った。
だが、英二やシンたちが救出に来た際、ブランカがディノとの契約を解除し、月龍(ユエルン)の依頼を受けたことを知って、脱出。
シンたちの手引きで地下の下水道に潜った。
しかし、逃亡する時おとりになった英二たちは次第に追い詰められてゆく!ディノ・ゴルツィネのもとからの逃亡に力を貸したチャイニーズキッズたちのうち、幾人かが捕えられた。
アッシュたちはシンの頼みを聞き、彼らを助け出す。
一方ディノはアッシュを捕らえるために今度は傭兵部隊を雇い入れていた。
まもなくアッシュ、ケイン、シンらが率いるストリートキッズたちは、グループ毎に傭兵部隊の襲撃を受ける。
それはかつてない残虐な攻撃だった…。
コルシカマフィアのボス、ディノ・ゴルツィネはアッシュを捕えるために非合法の傭兵部隊を投入してきた。
バナナフィッシュがほぼ完成した今となっては、もはやバナナフィッシュをめぐる闘いというよりは、単にディノのアッシュに対する執念というべき闘いでしかなかった。
ストリートキッズたちを率いて、傭兵部隊にゲリラ戦で対抗したアッシュだったが、戦力の差は如何ともしがたく…。
傭兵部隊との闘いで傷つき、絶望的な状況で、アッシュはディノに対し捨身の反撃を試みようとしていた。
マックスを人質に取られたアッシュたちは、バナナフィッシュを使った陰謀に関わる政治家たちとディノとのスキャンダルをジャーナリズムを通じて発表。
ディノをおびき出す。
殺し屋の白(ブランカ)の協力を得たアッシュはついにディノの身柄を押さえることに成功した!!闘いは終わった。
ディノ・ゴルツィネは炎の中に消え、その身にみあわぬ野望を抱いたフォックス大佐も滅んだ。
あの悪魔の発明、忌むべきバナナフィッシュは、データ、サンプルとも失われ、もはや陰謀も実行に移されるすべはない。
すべては時のかなたへと過ぎ去り、生き残ったものたちには平穏な日々がもたらされようとしていた。
英二の退院、帰国の日が近づく中、アッシュはある決意を…!?続きはこちらから⇒ttp://www.ebookjapan.jp/shop/book.asp?sku=60013295